ごあいさつ

株式会社sys-cobo 代表取締役 徳田 俊哉

システム開発で重要なのは、インプット(入力)したデータから「正確」なデータを「より速く」アウトプット(出力)することです。 私は主に医療系のシステムを手掛けておりますので、例を挙げるとインプットデータは患者ID、性別、生年月日、検査項目、検査値などになります。 アウトプットは、検査値から求める数値であったり、検査結果の推移を表したグラフ、特定の条件に当てはまるデータの一覧だったりします。

この「正確なデータをより速く」に加えて必要なのがデザイン力だと思っています。 使っていただく側のことを考えると、「入力がしやすい」、「結果がわかりやすい」システムでなければならず、そのためには視覚的に理解できるデザインであることが重要です。 同じ性能を持つシステムであれば、無機質な画面イメージのものより、色彩やボタンアイコン(言葉で説明をしなくても情報が伝わるよう絵で表現したもの)が充実したものの方が作業しやすいと考えるためです。

システム業はまさしくデジタルの世界で、クレイアートは真逆のアナログの世界です。 デジタルな世界、アナログな世界、左脳と右脳で使う脳が違うとまで言われていますが、作品や制作に共通して必要なのが「あたたかみ」や「ぬくもり」だと感じています。 何故なら、どれも最終的に使うのは人間だからです。 人間が作ったものを人間が使う以上、そのものから受ける感情が必ず存在します。 よって、たとえ数学的な計算が必要な難しいシステムであっても柔らかい表情を持つ画面に仕上げることで、ユーザーが楽しく仕事ができるようにと考えると、そういったアナログ的な要素が必要なのです。

このようにデジタル的な「正確さ」とアナログの「あたたかさ」が共存するシステムをこれからも開発してゆきたいと考えております。

代表者プロフィール

氏 名 徳田 俊哉(とくたしゅんや)
「徳」は「四」と「心」の間に「一」が入る旧字
生年月日 昭和47年4月20日
出 身 青森県つがる市
趣 味 カラオケ、DIY、アウトドア

代表者経歴

出身校 五所川原高校/弘前大学理学部情報科学科(現理工学部)
1995年 某ITベンチャー企業入社
~1997年 測量会社向け入金管理システム/グループウェアシステム開発
~2005年 銀行向け国内市場債券ポートフォリオリスク管理システムの開発
2009年~ 医療機関向けシステム開発に着手
2010年 フリーランスとして独立
2014年 株式会社sys-cobo(シスコボ)を設立
2019年 青森県つがる市へ移転